コドモエホンについて

コドモエホンってなに?

 わたしたちは、子どもたちがつくるオリジナル絵本のことを「コドモエホン」と呼んでいます。

 2016年から仙台市子育て支援団体「コドモエホン」として、子どもたちと会話しながらオリジナル絵本をつくる活動を開始しました。活動開始当初、ミッションやビジョンはありませんでした。子どもたちとの絵本作りがおもしろいから、ただそれだけの理由で始めました。その後、7000人以上の子どもたちと絵本作りをしました。

 いまだに、立派なミッションもビジョンもありませんが、子どもたちが「このえほん、わたしがつくったんだよ!すごいでしょ!!」と大好きな人に笑顔で言えるように、これからも活動していきます。

これまでの歩み

2009年

・自宅で子どもたち相手に絵本の読み聞かせをする。

・絵本を読み聞かせすることに飽きてしまい、絵本を適当に読み始める。

・絵本を適当に読むことも面倒になり、子どもに質問し始めた。

「むかしむかし、あるところに。。あるところって、どこ?」

「ローソン!」

「ローソンにだれがいた?」

「チョコレートのおじさん!」

「おじさんは何をしているの?」

質問を繰り返していくうちにストーリーができていることに気づく。

絵本買わなくて済むので、しばらくこのやり方で経費節減にはげむ。

この二人を実験台に、コドモエホンのつくりかたを練習できた。ありがとう。

2015年

・家で適当に絵本をつくっていることを、息子が幼稚園の先生にばらす。

・卒園記念として、子どもたちと絵本をつくることになる。

・第1作コドモエホン「たこたろう」

2016年

・参考書を頼りに独学で保育士資格を取得。実技試験の時、試験管であるおじさんの前で、おじさんの私がピアノを弾きながら「う~み~は ひろい~な~」と歌った。もう二度とやりたくない。。

・仙台市子育て支援団体「コドモエホン」を設立。

2018年

・仙台市地下鉄東西線まちづくり事業に採択される。

地下鉄沿線の幼稚園、保育園で園児たちと絵本を作成。地下鉄東西線の広告枠を作成した絵本でジャックする。沿線にある宮城県美術館で個展を開催。

2021年

公益財団仙台市市民文化事業団「持続可能な未来文化芸術環境助成事業」に採択される。「仙台朝市」及び「仙台朝市」を題材に、仙台市内の子どもたちと絵本を製作。

今庄青果さんは、センダイガールズが旗揚げの時からずーっと応援してくれていた八百屋さん。

2022年

カンボジアポーサック州「夢追う子どもたちの家(孤児院)」でコドモエホンを製作。

国も言葉も環境も違うけど、結局子どもは子どもだった!

2023年

5月カンボジアポーサック州「夢追う子どもたちの家」でコドモエホンを製作。

11月タイバンコク「プリスクールゆめてらす」でコドモエホンを製作。

タイバンコクに行ったのですが、この写真だと全く伝わらないですね。。

代表メッセージ

子どもたちは、絵本をつくることができます。

あなたのお子さんがどんな絵本をつくるのか

見たくないですか?

わたしは見たいです!

子どもが、子どもでいる時間は、あっという間に終わります。

どうかその短い間に1冊でも絵本をつくってください。

その絵本は、一生の思い出になります。

そして、絵本作りは、子どもたちの生きるチカラになります。

※ちなみに、こんな文章を書くと「子どもの純粋な気持ちがあふれた素敵な絵本になるんでしょうね!」と勘違いする人もいるので、一応言っておきますね。

「えっ!」「なにこれ?」「はぁああああ???」という内容が多いです!!!

大きな心で、大きな海のような心で受け止めて頂けると幸いです・・・